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独断――宗次流 商いの基本(著者 宗次德二さん)

(本文の構成)
コロナウイルスの影響は、飲食業界を直撃している
し、CoCo壱番屋(ココイチ)も例外ではない。
しかしながら、こんな逆風にあっても、ココイチの
古いオーナーの売上げの落ち込みは、最小限に留ま
っているようだが、それは、なぜなのか?

ココイチの創業者である宗次德二氏は、1974年にコ
コイチの前身となる喫茶店を開業し、それから8年た
って株式会社壱番屋を設立した。その後、同社のフラ
ンチャイズシステムをつくり、国内外で1400店舗を超え
る体制を築き上げた。

宗次氏の経営のポリシーは、極めてシンプルである。
「現場主義、お客様第一主義、率先垂範」を徹底して
行う。宗次氏にとっての「経営」とは「継栄」、つまり
継続して栄え続けることであるという。

同社は2005年に東証一部上場を実現させるが、
朝から晩まで仕事のことだけを考え続けた宗次氏が
考える仕事の基本を忠実に実行し続けた結果である。

同書には、宗次氏がこれまで培ってきた仕事の極意が、
まとめられている。

(内容)
はじめに コロナ禍で再確認した「商売でいちばん大切なこと」

第1章 「成功の種」は計画して見つけるものではない

第2章 「基本の基本」を大事にすればすべてうまくいく

第3章「真心の経営」を実践する

第4章 どんな場面でも切り抜ける「宗次流経営論」

第5章 成功のためになくてはならない「助け合いの精神」

おわりに 今こそ「経営者の社会的役割」が問われている

著者について

宗次德二(むねつぐ・とくじ)
カレーハウスCoCo壱番屋創業者。1948年石川県生まれ。
74年喫茶店開業。78年カレーハウスCoCo壱番屋創業。
82年株式会社壱番屋を設立し代表取締役社長に。
フランチャイズシステムを確立させ、国内外の店舗で1400
店を超え、ハワイや中国、台湾など海外へも出店し現在も拡
大中。
2005年5月に東証一部上場。1998年代表取締役会長、2002
年役員退任。03年NPO法人イエロー・エンジェル設立、
理事長就任。07年クラシック音楽専用ホール「宗次ホール」
オープン、代表就任。
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