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2018.10.31 プレス

フランクフルト・ブックフェア2018に参加しました

初めて、ドイツ・フランクフルトで開催されたフランクフルトブックフェアに参加できました。
10月9日〜12日の4日間、ミーティングでぶっ通しの密度が濃い滞在でした。

この度、当社はアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペインのリテラリーエージェントや出版社と打ち合わせいたしました。
様々な収穫が得られたと思っています。

フランクフルト・ブックフェアは、世界最大の取引規模を誇るブックフェアとして有名ですが、
Publishing Perspectivesによると、フランクフルトブックフェアは、109カ国、7,503社の展示で、2017年と比べると微増だったそうです。

今年の来場者は、総計285,024名(対 2017年は、286,425人 で0.5パーセントの来場者の減少)。

実は、フランクフルトブックフェア、今年で70回目の開催となるそうです。

大方のブックフェアでは、リテラリーエージェントなどが主に陣取っているライツセンター。
英語名では、The Literary Agents & Scouts Centerは、528テーブル(2017年は、500テーブル )で、
795名のエージェントが参加(2017年は、788名が参加)で、
337社のエージェンシーが参加(2017年は、321社の参加)して、
合計31カ国で新たにエージェンシーが19社の参加があったとのこと。

どちらかといえば北米、欧州がメイン、つまりいつも通りの活況があるフェアのような印象を持ちました。

偶然、現地で各社の編集者さん(買い付け専門)ともお会いできたりと、
立ち話程度ですが、このたび商談されている版権の感想も少し伺えたり、
自分の足で出版社やエージェントらとミーティングをしたり、
タイムリーで流れるニュースサイトでの動向などを見て、立体的な感想を持てたと思います。

アジアがメインのホールは、中国のブームが大方の面積を占めており、
勢いある中国のスタンスが見えたところですが、どちらかといえば、
アジアブースは自国向きのイベントが多く、欧米人の関心は薄い(理解には程遠い)印象を持ったところです。

今年からASEANフォーラムという
ASEAN市場向けの版権売り込みのコツをレクチャーするコーナーが出来たことを強調しておきたいと思います。

来年3月のロンドンブックフェアでは
インドネシア市場にフォーカスされた市場セミナーも開催され、
欧米の出版社は、そろそろASEANに力を入れていくスタンスなのが伺えます。

当社ご契約の著者の皆さんへのさらなる活躍の場をご提供できるよう精進していく次第です。

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